少し前からSNS等では先に告知を行なっていたので、知ってくださっている方もいらっしゃると思いますが、改めましてこちらでもリリースのご案内です。
エマーソン北村さんとコラボレーションして制作した7インチレコードを4/21に数量限定でリリースします。互いに片面ずつプロデュースを担当した両A面シングル「夏の片隅で/夜が明けたら」です。
この2つの曲について、私なりのエピソードを少し添えたいと思います。
「夜が明けたら」はエマーソン北村さんプロデュースによる浅川マキさんのカヴァー。選曲をする際に重視した部分のひとつは日本語の歌詞でした。「夜が明けたら」は変化することをポジティブにとらえているように感じます。時代背景が全く異なる今にも通じる普遍的な部分に惹かれました。長く歌われてきた原曲、浅川さんの音楽へのリスペクトと、私なりの新たな挑戦。難しい歌入れになりましたが、良い歌が歌えたんじゃないかなと思っています。新境地でした。
「夏の片隅で」誰にとっても毎日訪れる「夜」がいつもとちがうものに感じた2020年。昨年のステイホーム期に「今こそ音楽を作りたい」と考え制作を始めたものです。もともとは全く別のアレンジで私のソロの作品として制作していたものだったのですが、この7インチの制作にあわせて歌詞もサウンドも意識的に作り替えました。2020年の目的のみえない雰囲気をあるひとつの夜を切り取って表現しました。後半の北村さんによる3本の多層的なオルガンがぐっときます。
互いのトラックにフィーチャリングするような形でコラボレーションした2曲。
マスタリングを担当してくださった得能直也さんが2つのテイストを良い塩梅に仕上げてくださいました。
もうひとつ。今回のジャケットのことについて。
同じ夜でも背景の異なる2曲ですが、月はずっと照らしているし、必ずよあけがくる。そんな景色をイメージしながら本の装丁のようなデザインに仕上げています。
活版印刷を一部用いています。「かみをり」さんには紙選びから相談に乗っていただき、仕上がりも1枚ずつ細部に渡り丁寧にチェックしてくださったそうです。とても良い仕上がりなので、ぜひお手にとって見ていただきたいです。
この7インチは少しずつ少しずつお互いの録音データをやりとりしながら進めてきました。リモートでの制作は時間は必要でしたが、その分丁寧に進めることができたと思います。7インチをお届けできるまではもう少し。それまでは、youtubeにあるトレイラー音源を聴いて頂けたら嬉しいです。
発売に先駆けて開設された特設ページには、
「ぼくの平成パンツ・ソックス・シューズ・ソングブック」の著者でライターの松永良平さん、孤高の存在であるDJ COMPUMAさん、瀬戸内バレアリックの藤田さんよりとても素敵なコメントをいただきました。
本当にありがとうございます。
とても素敵なのでこちらのページに飛んで読んでみてくださいね。
「夏の片隅で / 夜が明けたら」特設ページ
追伸:4月以降ソロ名義では少しずつライブの予定があります。
久しぶりにcowbellsのMineo君との演奏も!
(去年復活したインスタも更新してます。)
■ARTIST: Masami Takashima エマーソン北村
■TITLE: 夏の片隅で / 夜が明けたら
■FORMAT: 7インチアナログ盤
■価格: ¥2,200(税込)
■発売日: 2021年4月21日(水)→ 5月中旬
■収録曲目 :
夏の片隅で (Produced by Masami Takashima)
夜が明けたら (Produced by エマーソン北村 )
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